関東のパート平均時給

関東エリアのパートの平均時給は、一体いくらくらいなのでしょう。
平成24年度のある調査によれば、973円とのことです。
これは、西日本エリアに比べると43円高い金額になっていますが、去年のパート平均時給に比べると33円も減っています。
ちなみに、西日本エリアのパート平均時給は15円高くなりました。
職種別に見てみると、関東エリアで最も平均時給が高い職種は薬剤師で、去年に比べて平均時給が最も上がった職種は介護ヘルパー（24円増）でした。
これは大きな変化です。
時給は10円上がると、週3日8時間ずつ働いた場合で年間1万2000円以上の差が出てきます。
求人情報を見て仕事選びをするなら、時給は見逃せないポイントになるはずです。
ここで、都道府県別に見たパートの平均時給について述べたいと思います。
関東で最も時給が高いのは、やはり東京都で1,066円です。
最も低いのは、群馬県で868円でした。
ちなみに西日本では、最もパート平均時給が高い都道府県は大阪府で974円、低いのは福岡県で807円でした。
平均時給が高い地域では、家賃を含め物価が高い傾向が見られます。
ですから、家賃や土地代の安い地域に住みながら都心での仕事を探している人が多いのもうなずけます。
交通費が支給される職場なら、これが最も稼げる方法なのです。